復讐者は花嫁に跪く
身分を伏せて葡萄畑の復興に力を尽くす侯爵令嬢カティアは、隣国の伯爵ジルベールと出会い、たちまち惹かれ合う。ところが彼女がベルキア家の娘だと知ったとたん、彼は姿を消してしまった。やがて王太子に見初められ、家のために婚約したカティアの前に、ジルベールがふたたび現れる。ベルキア家を憎む彼は、策をめぐらせて彼女を自分の妻に迎えるが……。親の代の因縁に揺れる伯爵と仇の娘を描く、愛憎のロマンスです。
基本情報
| 著者 | 荷鴣 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/06/01 |
| ページ数 | 334ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 復讐と愛のあいだで揺れるヒーローの葛藤が読みどころで、親の代の因縁が少しずつ明かされていく構成や伏線の張り方が巧みだという声が多くありました。
- ヒーロー側の心情も描かれていて引き込まれる、心理描写がうまく長さを感じず一気に読めたと好評です。最後はきちんと幸せに収まり、読後感が良いと評判です。
- ヒロインの兄や王太子など脇役の人物像にも奥行きがあり、特に兄の抱えた思いが切ないという感想が目立ちました。
悪い点
- ヒロインにつらく当たった使用人たちへの処分が甘く、もやもやが残ったという声がありました。
- ヒロインが受け身すぎる、この作家やレーベルにしては歪みやダークさが控えめで物足りないという意見もあります。
