雨宮四季のBL小説おすすめ|作り込まれた独自の世界で描くオメガバース

雨宮四季さんは、ラルーナ文庫で作品を発表しているBL作家です。

オメガバースをもとに独自の社会や用語を作り込んだ物語が多く、口コミでは「設定は難しいが、展開が面白くて引き込まれる」という声がよく見られます。

もくじ

口コミから見える作風

作り込まれた世界と社会

オメガを取り締まる部隊がいる近未来や、三つの血筋で身分が分かれた社会など、世界の仕組みから描くのが特徴です。

カタカナの独自用語が多く、慣れるまで少し時間がかかるという声もあります。

不器用な攻め

有能なのに恋愛にはとことん鈍い攻めが、相手の心を取り戻そうと空回りする姿が楽しいと評判です。

おすすめの作品

双界のオメガ (雨宮四季)

ポイント 近未来から神話の世界へ。義兄弟の愛憎を描くオメガバース

オメガを狩る治安維持部隊「ドミニオン」の副官エミリオには、自分こそがオメガだという秘密がありました。アルファを装って生きるよう命じたのは、長官であり、ひそかに慕う義兄のイルメール。ある事件をきっかけに結ばれたものの想いは報われず、大切なものを失った絶望から、エミリオは身を投げてしまいます。ところが目覚めた先は、アルファとオメガの祖である神々が住む創世神話の世界で……。義兄弟の愛憎を描くオメガバースです。

基本情報

著者雨宮四季
発売日2019/12/01
ページ数265ページ
評価 3.9
スコア79

口コミ

良い点
  • 冷酷だった義兄が神話の世界で周りに責められ、弟の心を取り戻そうと不器用に奮闘する姿が見どころだという声が多くありました。恋愛にはとことん鈍い有能な攻めが面白いと好評です。
  • オメガを迫害する近未来の世界から神話の世界へ移る凝った設定や、獣人との決闘などアクションの描写に引き込まれたと評判です。軍服や獣人を描いたイラストが格好いいという感想もありました。
  • 失ったと思っていたものが最後に報われ、綺麗にまとまるラストが良かったという意見もあります。
悪い点
  • 主人公たちがこれまでオメガに行ってきたことを思うと、結末をすっきり喜べないという声が多くありました。
  • 序盤から重い展開が続き、登場人物やカタカナの名前が多くて読みづらいところがあるという意見もあります。

黄金のつがい (雨宮四季)

ポイント 三つの血筋に分かれた独自の世界を描く「つがい」シリーズ第1作

この世界の人間は三つの血筋(ブラッドタイプ)に分かれている――。最下層の血筋に生まれたワスレナは、神と信じて慕ってきたディンゴに見捨てられた矢先、憎むべき支配の血筋の頂点に立つゴールデン・ルール一族のシメオンに、一方的に半身の誓約を結ばされてしまう。唯一無二の片翼にはなれない、愛のない半身の関係。それでも次第に二人の想いが変わりはじめたとき、再びディンゴが現れて……。オメガバースをもとにした独自の世界で描くシリーズ第1作です。

基本情報

著者雨宮四季
発売日2016/06/01
ページ数328ページ
評価 4.3
スコア82
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • オメガバースを下敷きにしながら独自の設定と階層社会が作り込まれていて面白かったという声がありました。最初は難しくても展開が面白くてすぐ入り込めたと評判です。
  • 無神経で朴念仁で天然なシメオンが、ワスレナの望みをかなえようと空回りする姿がもどかしくも楽しいと好評です。続編やスピンオフも読みたいという感想があります。
悪い点
  • カタカナの独自用語が多く設定がつかみにくい、文章がぎこちなく分かりにくい部分があるという声が多くありました。
  • ワスレナのつらい場面が続き、ようやく近づいた二人を再び引き離す展開にストレスを感じた、半身の誓約と解除が短期間すぎて説得力が薄いという意見もあります。

聖者の贈りもの運命を捨てたつがい (雨宮四季)

ポイント オメガ性をなくす手術という、新しい視点を加えた物語

オメガとして差別され、居場所を失ってきた夕緋。彼が最後の望みを託したのは、一人だけ無料で受けられるという、オメガ性をなくす手術でした。しかしその望みは叶わず、途方に暮れたところを助けてくれたのが、名家の出のエリートアルファ・公賀空彦。ところが二人は抗えないほど強く惹かれ合い、「運命のつがい」となってしまいます。そして目を覚ました夕緋を待っていたのは、一変した世界で……。運命のつがいをめぐる、異色のオメガバースです。

基本情報

著者雨宮四季
発売日2018/09/01
ページ数247ページ
評価 3.5
スコア75
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • オメガ性をなくす手術という、これまでにない視点を加えた設定が面白く、先が気になって読み進めたという声が多くありました。
  • 生きづらさから抜け出そうとする主人公の意志が感じられる、ハッピーエンドで安心して読めるという感想もあります。
悪い点
  • 終盤の展開や、手術を担う医師の扱いに違和感があり、物語の整合性がとれていないという意見が多くありました。
  • 登場人物の言動が唐突で、ページが足りずに急いでまとめたように感じたという声もあります。

はじめての一冊は

アクションも楽しみたいなら『双界のオメガ』、シリーズで世界にひたりたいなら『黄金のつがい』がおすすめです。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

ほかのオメガバース作品はオメガバースのおすすめにまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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