溺れるほどの愛を聴かせて
音楽一家に育ちながら、一流のピアニストになる夢に挫折した透琉。ふらりと入ったバーで出会ったのは、自己流のピアノを心から楽しそうに弾く男・拓真でした。役者だという彼に、ピアノへの未練と鬱屈を言い当てられ、思わず涙をこぼした透琉は、そのまま一夜を共にしてしまいます。過ちとして忘れようとした矢先、思いがけない場所で再会し、拓真はためらう透琉の手を取って舞台へと導いていき……。音楽と演劇が織りなすラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 杉原朱紀 |
|---|---|
| 発売日 | 2017/01/01 |
| ページ数 | 287ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 78 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- 人前でピアノを弾けなくなった透琉を、ご飯を食べさせながら根気よく支え、違う表現もあると導いていく拓真が頼もしいという声が多くありました。他の人が近づくとすぐけん制する番犬ぶりもかわいいと好評です。
- 華やかというより朝露のように清らかな雰囲気で、クラシックを聴きに行きたくなったという感想があります。カワイチハルの挿絵が美しく、兄思いの弟・悠のお話も読みたいと評判です。
悪い点
- 透琉の苦悩はしっかり描かれているものの、全体に盛り上がりが少なく淡々と進んだ印象だったという声がありました。
- 展開がやや強引で物足りなかったという意見もあります。
