おしのび王子の政略婚までの七日間
獣の耳が生えた怪物のような姿で、民からも嫌われている――そんな噂のある、隣国の金獅子の獣人の第二王子との政略結婚が決まった小国の王子ルシュカ。輿入れの道中、早めに着いた街で難癖をつけられ絡まれたところを救ってくれたのは、華やかな美貌で人望の厚い貴族の青年フィルだった。「お前のような世間知らずには、案内人が必要だ」。有無を言わせぬ強引さで、フィルは街に滞在する一週間の護衛を買って出て……。
基本情報
| 著者 | 釘宮つかさ |
|---|---|
| 発売日 | 2026/04/01 |
| ページ数 | 341ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 83 |
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口コミ
良い点
- 身分を隠した二人が、七日間で惹かれ合っていく『ローマの休日』のような王道の物語です。別れの場面で受けが「来世で」と心に誓う場面に泣いたという声がありました。
- 冷遇されても、民のために穀物を研究する信念を曲げない受けの芯の強さが素敵です。ベテラン作家らしくまとまった文章で、すらすら読めます。
- 後半には結婚後、攻めが王太子になるまでの話も収録されていて、生き生きと暮らす受けの姿も楽しめます。
悪い点
- 小国の末王子が大国の正妃に選ばれる理由に無理があるという声や、事件の展開があっさりしているという意見がありました。
- 獣人ものですが、もふもふ要素は少なめです。
