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ショートケーキの苺にはさわらないで

ショートケーキの苺にはさわらないで

人間そっくりの容貌と高度なコミュニケーション能力を備えたアンドロイド「裏ドール」。そのマスターになるのを夢見ていた大学生の南里は、風俗店に売られてきた裏ドールを見かねて、全財産をはたいて引き取ることに。お風呂とふわふわのタオル、そして南里が初めて食べさせてくれた苺のショートケーキが大好きなシンとの、ささやかで満ち足りた二人暮らしが始まるが――。アンドロイドが戦争に駆り出される近未来を舞台に、出会いと別れ、再会を繰り返しても消えない想いを描く、凪良ゆうの切ないSFラブストーリー。新装版。

基本情報

著者凪良ゆう
発売日2025/09/01
ページ数293ページ
評価 4.2
スコア81
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口コミ

良い点
  • 前半はオタク仲間とのやり取りやシンの健気さにニヤニヤしていたのに、後半は涙が止まりませんでした。ハッピーエンドとわかっていても号泣するほど切なくて、読み終えた後の余韻がすごかったです。
  • 大事な場面で繰り返される「ショートケーキの苺にはさわらないで」という言葉が、二人をつなぐキーワードとして何度も胸に刺さります。伏線の回収も見事で、読後にタイトルを見るだけで泣けてきます。
  • 約10年前に書かれた作品とは思えないほど、アンドロイドや戦争を描いた近未来の世界がリアルで考えさせられました。SF要素はありますが非現実感は少なく、濡れ場も控えめなのでBL初心者にも読みやすいです。
悪い点
  • アンドロイドとの恋という設定自体に萌えにくく、個人的にはあまり刺さりませんでした。展開が早くて、感情移入する前に話が進んでしまう感じもあります。
  • 挿絵が物語のイメージに合っていないように感じて、近未来の世界にも最後まで入り込めませんでした。挿絵の好みで印象が変わる作品かもしれません。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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