天涯行き
行きつけの豆腐屋の店先で眠っていた旅の青年・高知を、なりゆきで家に住まわせることになった遠召。戻らない恋人を待ち続ける遠召と、人懐こい笑顔の裏で素性を語らない高知は、互いの秘密には触れないまま奇妙な共同生活を続けます。けれどある日、高知が事件の容疑者として追われていると知り……。誰にも言えない事情を背負った二人がたどる、贖罪と再生の物語です。
基本情報
| 著者 | 凪良ゆう |
|---|---|
| 発売日 | 2012/06/01 |
| ページ数 | 245ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- スイカや川辺、海の場面など、凪良作品らしい繊細な情景描写が美しいと好評です。二人で子猫の世話をする場面や逃避行の場面が、映像のように心に残るという声が多くありました。
- 二人の視点が交互に語られ、それぞれの秘密が少しずつ明かされていく構成に引き込まれたと評判です。静かに光が差すラストに救われたという意見も目立ちます。
悪い点
- 全体に暗く重い話で、読んでいてつらかったという声が多くありました。
- 許しがたい人物に報いがなくモヤモヤが残った、設定の好みが分かれるという意見もあります。
