真白に綴る愛しさは
傲慢なエリート商社マンだった高槻は、失脚をきっかけに会社を辞め、雪深い山奥のガラス工房で静かに暮らしていた。そこへ離婚した元妻が現れ、しばらく弟を預かってほしいと頼み込む。心の傷から声を出せず、ホワイトボードに文字を書いて話す弟の凜に、人づきあいの苦手な高槻はどう接していいかわからない。ぎこちない同居生活のなかで、二人は少しずつ心を通わせていき……。静かな山里を舞台にした、再生の物語です。
基本情報
| 著者 | 伊勢原ささら |
|---|---|
| 発売日 | 2020/03/18 |
| ページ数 | 287ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 87 |
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口コミ
良い点
- 不器用な高槻と、心を閉ざしていた凜が手探りで寄り添っていく過程が丁寧に描かれ、何度も涙したという声が多くありました。凜が声を取り戻す場面が感動的だと好評です。
- 信州の風景やとんぼ玉が物語に彩りを添え、周りの人たちもみな温かく、透明感のあるお話だと評判です。別れの場面で涙が止まらなかったという意見もあります。
悪い点
- 後半の凜のふるまいが幼すぎて違和感があったという声がありました。
