セキュリティ・ブランケット(下)
生まれたばかりの恋心より、育ててくれた鼎のほうが大切だ――一度は高砂への想いを封じた宮。けれど突然姿を現した実の父親、鼎との関係を隠していた国生、そして昔から高砂を想っていたらしい鼎。大切な人たちがそれぞれに抱える想いに揺さぶられながら、宮はついに自分の心と向き合う決意をする。そんな矢先、高砂が仕事のためにフランスへ渡ると知り……。傷つきやすい男たちの交差する想いに決着がつく、上下巻の完結編です。
基本情報
| 著者 | 凪良ゆう |
|---|---|
| 発売日 | 2018/01/01 |
| ページ数 | 345ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
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口コミ
良い点
- 四人の視点が交互に切り替わりながら、地の文だけで誰の場面かすぐに分かる構成が見事だと評判です。全方位に向いた想いが最後にひとつの形へ収束していく展開に納得したという声が多くありました。
- みんな優しくて少しずるくて、それでも憎めない人物ばかりだという感想が目立ちます。宮の実父のエピソードや、万座と鼎の場面が心に残ったという声もありました。
- ミドリノエバさんの挿絵が物語にぴったりだと好評です。あとがきで触れられた続きの構想に期待する声も多く見られました。
悪い点
- 鼎と高砂の組み合わせを応援していたので結末に複雑な気持ちが残った、鼎が報われる話を読みたかったという意見が多くありました。
- 年の差の大きい組み合わせは受け入れにくかった、終盤が駆け足に感じたという声もあります。
