セキュリティ・ブランケット(上)
異国の血を引く華やかな容姿とは裏腹に、引っ込み思案な宮。つらい過去を抱える彼にとって、陶芸家の叔父・鼎は親代わりの存在だ。のどかな田舎町で暮らす二人のもとには、鼎の長年の親友でカフェを営む高砂や、面倒見のいい幼なじみの国生が訪れる。宮にとってかけがえのない男たちは、それぞれ人に言えない想いを胸に秘めていて……。四人の視点で描かれる群像劇の上巻です。
基本情報
| 著者 | 凪良ゆう |
|---|---|
| 発売日 | 2017/12/01 |
| ページ数 | 329ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- 四人の視点が交互に流れ、スピンオフを同時進行で読んでいるような贅沢さがあると評判です。入り組んだ事情を時系列を行き来しながら分かりやすく描いているという声が多くありました。
- 章題に添えられた言葉や、鼎の器にたとえた人物描写など、含蓄のある表現が印象的だという感想があります。ミドリノエバさんの切り絵のような挿絵も好評です。
- 大きな事件が起きるわけではないのに、絡み合う想いに手に汗握って読んだという声がありました。続きが気になるラストで、下巻を続けて読める時に手に取れて良かったという感想も目立ちます。
悪い点
- 最初は誰の視点の文章か分かりにくく、人間関係が複雑で混乱したという意見があります。
- 宮の話だと思って読むと鼎が中心の物語で、国生の振る舞いが受け入れにくかったという声もありました。
