きらびやかな王宮に暮らし、誰もが憧れる王子様。
けれどTL小説の王子たちは、命を狙われていたり、人を信じられずにいたり、誰にも見せない素顔を隠していたりします。
そんな彼がヒロインにだけ本心を見せ、全力で愛を注ぐようになるところが、王子様ものの醍醐味です。
まっすぐな溺愛から、外堀を埋めていく策略家、甘え下手な寂しがりまで、王子のタイプはさまざまです。
こんな人におすすめ
- 王道の王子様との恋にときめきたい方
- ヒロインにだけ本心を見せる、ギャップのある王子が好きな方
- 王宮の陰謀や謎解きも一緒に楽しみたい方
一途に溺愛する王子様
時間転移したら憧れの英雄に溺愛されました! (クレイン)
ポイント 時を越えて出会う英雄王。張りめぐらされた伏線が見事に回収される
侯爵令嬢フィオリーナの愛読書は、二百年前の英雄アレクシス王をモデルにした小説。国の混乱に乗じた過激派にさらわれ、湖に落ちた彼女は、時を越えてアレクシスの生きる時代へ飛ばされてしまう。まだ不遇な王子だった彼に助けられ、戸惑いながらも惹かれ合う二人。けれど歴史を知る彼女には、いずれ彼と別れる運命が分かっていて……。「2度目の人生は鳥籠から~」のスピンオフにあたる時間転移ロマンスです。
基本情報
| 著者 | クレイン |
|---|---|
| 発売日 | 2019/04/01 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 93 |
口コミ
- 史実と小説、時間転移が矛盾なく絡み合い、張り巡らされた伏線が見事に回収されると評判です。一冊にまとまった重厚なストーリーに一気読みしたという声が多くありました。
- 運命を知りながら前向きに行動する芯の強いヒロインと、不器用で一途なヒーローが好評です。肖像画の場面が印象的だったという声や、前作を読んでいなくても楽しめるという意見もあります。
- 途中で離れ離れになる時間が長く、ずっと二人の甘い場面を読みたい人には向かないかもしれないという声がありました。
君は誰にも渡さない ワケあり王子の一途な求婚 (ナツ)
ポイント 王子視点の場面が多く、心の動きを丁寧に追っていく構成
伯爵令嬢の邸に、身元を伏せたレオがやって来ます。傷ついた彼を家族のようにいたわるうち、真面目で優しい彼に心惹かれていく令嬢。けれど想いを伝えられないまま、ある日レオは姿を消してしまいます。実は王子だったと知り、叶わぬ恋だと諦めて前を向こうとした矢先、戻ってきた彼が突然婚約を宣言して……。命を狙われてきた王子と伯爵令嬢の、すれ違いの末の一途な恋を描く物語です。
基本情報
| 著者 | ナツ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/01/01 |
| ページ数 | 343ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- ヒーロー視点の場面が多く、人を信じられずに育った王子がヒロインにだけ心を開いていく心情が丁寧に描かれていると好評です。主人公はむしろヒーローのほうだと感じたという声もありました。
- 想い合っているのに言葉が足りずにすれ違う中盤の切なさが良かったという意見が多くあります。自分が傷ついても相手に寄り添って話し合えるヒロインの人柄と、ヒロインの父親の愛情に心を動かされたという感想も目立ちました。
- 表紙と挿絵が作品の雰囲気によく合っていると評判です。
- 大きな事件やすれ違いが少なく、あらすじ以上の驚きがなかったという意見があります。
- 事件の黒幕は途中で見当がつく、家名がややこしくて話に集中しにくかったという声もあります。
悪役令嬢ですが、王太子〈攻略対象〉の溺愛がとまりません (鬼頭香月)
ポイント 乙女ゲームの悪役だと気づいた聖女と、婚約者の王太子の物語
聖女ルーシャは、自分がもうすぐ力を失うという神託を受けると同時に、ここが乙女ゲームの世界で、婚約者の王太子ノエルはその攻略対象だったことを思い出す。自分は、ゲームのヒロインとノエルの恋を邪魔する悪役なのだ。運命に逆らえないのなら、せめて外国へ逃げようと考えるルーシャだったが、ノエルはますます彼女を溺愛してきて!?
基本情報
| 著者 | 鬼頭香月 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/12/30 |
| ページ数 | 287ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 幼い頃から聖女として働かされてきたヒロインを、ずっと支えてきた王太子の一途な溺愛が完璧だという声が多くありました。
- 新しく現れた聖女が意外にもいい子で、最後に明かされる黒幕の正体にも驚かされると評判です。ハッピーエンドで、爽やかに読み終えられます。
- ヒロインが最後までヒーローの愛情を疑い、不安や嫉妬の場面が長いという声がありました。
- 展開はよくある転生ものの流れで、目新しさは少ないという意見もあります。
嫁き遅れの奥様は古城で王子に溺愛される (見月ゆりこ)
ポイント 姉の身代わりとして嫁いだ、国境の古城での新婚生活を描く
駆け落ちした姉になりすまして暮らしてきたため、世間から「嫁き遅れ」と思われていたアマーリエ。結婚などとうに諦めていた彼女のもとへ、第三王子ユリウスから突然の求婚が届き、国境近くの古城へ嫁ぐことになります。訳ありの人物かと身構えていたアマーリエを迎えたのは、天使のような美貌と穏やかな余裕を備えた夫でした。ところが宴の席に、ユリウスを見下す第二王子が現れて……。身代わりの花嫁と王子の新婚生活を描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 見月ゆりこ |
|---|---|
| 発売日 | 2016/12/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ヒロインを「奥さん」と呼ぶユリウスの包容力と余裕が素敵だと好評です。最初からヒロインを大切にしているので安心して読めるという声が多くありました。
- 意地悪な脇役が出てこず、素直で健気なヒロインが前向きに努力する姿が微笑ましいと評判です。イラストが物語によく合っていて美しいという意見もあります。
- 大きな山場が少なく、危機もあっさり解決するので物足りなかったという意見が多くありました。
- 文章が読みにくい、身代わりの設定に無理がある、実家のその後が描かれていないなど詰め込みすぎに感じたという声もあります。
愛が重いです、王子様! 麗しの男装令嬢はじわじわとオとされる (月神サキ)
ポイント 男装が好きな令嬢を、美形の王太子が逃がすまいと追いかける
男装して舞踏会に出かけ、友人の令嬢たちと過ごすのが何よりの楽しみな公爵令嬢ミーシャ。男性たちとは距離を置いていた彼女ですが、外国から戻った超絶美形の王太子ヴィンセントに気に入られ、行く先々でつきまとわれることに。夜会で話すだけだったはずが、ついには家にまで押しかけてきて、デートの帰りに突然キスと告白を受けてしまいます。逃がす気のない王子と、変わり者の男装令嬢の結婚までを描くラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 月神サキ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/01/01 |
| ページ数 | 312ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 男装令嬢と王太子の出会いから恋人になるまでの軽快なやりとりが楽しく、さらっと読めるラブコメだと評判です。
- ヒロインが頭の中で男装した自分に相談し、冷静に恋心を指摘される場面が面白いという声が多くありました。
- 王太子がヒロインの意思を聞かずに思い通りに進めていくように見え、愛が重いというより不快だったという意見が多くありました。
- 後半は官能的な場面が中心になって物語が止まってしまう、男装がばれるようなはらはら感がなく山場に欠けるという声もあります。
腹黒・策士の王子様
冷酷王の最愛の姫君 不器用な献身 (小出みき)
ポイント 忠実な従者が反乱の首謀者だった。主従が逆転する王国ロマン
突然の反乱に動揺した父に連れ去られそうになった公女フランキスカ。それを引き留めたのは、忠実な従者だったはずのレギオンだった。実は彼こそが反乱の首謀者であり、新興国ヴァジレウスの王太子だったのだ。「おまえは俺のお姫様だからお姫様らしくしてればいい」と、立場が逆転してもレギオンは以前と変わらず優しく、彼女を妻に迎えると言う。父母に愛された記憶のないフランキスカにとって、もともと大切なのは彼のほうで……。ヴァジレウスをめぐる物語の一冊です。
基本情報
| 著者 | 小出みき |
|---|---|
| 発売日 | 2018/06/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 主従逆転や復讐、陰謀と要素が詰まっていて、ヒロインの出自の謎が明かされる終盤に引き込まれたという声が多くありました。世界観が作り込まれていて、映画を見終わったような余韻があると評判です。
- ヒロインを守るため部屋の前で剣を抱えて眠るなど、ヒーローの年季の入った献身と不器用な愛情表現が好評です。ヒロインの祖母の存在感も印象に残ったという意見があります。
- ciel さんのイラストが美しく、物語を盛り上げていると喜ぶ声もありました。
- 要素が多いわりにページが足りず、二人の心の通い合いが物足りない、苦難があっさり解決してはらはら感が薄いという声がありました。
- ヒロインが守られるばかりで自分から動かない、登場人物が次々と命を落とすのがつらいという意見もあります。
なりゆきで誘拐したら、溺愛されました 王子様と甘い恋の攻防戦 (山野辺りり)
ポイント 誘拐されたと言い張って居座る、正体を隠した本国の王子
男爵家の末娘アリシアは、夜会で出会った見るからに高貴な美しい男・ライナスの顔に、うっかり傷をつけてしまう。手当てのために屋敷へ連れ帰ったところ、「俺はお前に誘拐されたんだ」と言い張る彼は、仮病を盾にそのまま居座ってしまった。強引な彼に振り回されながらも惹かれていくアリシアだが、やがてライナスの正体が本国の王子だと知ってしまい……。王家の陰謀が絡む、溺愛ラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 山野辺りり |
|---|---|
| 発売日 | 2017/02/24 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 一生懸命なのに空回りするヒロインが可愛く、ヒーローとの掛け合いに声を出して笑ったという声が多くありました。動物たちに愛情を注ぐヒロインの優しさも好評です。
- 惹かれ合う二人の気持ちが丁寧に描かれ、王家の陰謀が絡む展開も重くなりすぎず一冊にきれいにまとまっていると評判です。姉を主人公にした作品と合わせて楽しめるという意見もあります。
- 本文の挿絵が好みに合わず、読んでいて気持ちが盛り下がったという声が多くありました。
- 展開が予想どおりで意外性がない、ラストの一行がなぜ十年後なのかという意見もあります。
バリキャリですが転生して王子殿下の溺愛秘書として頑張ります!! (火崎勇)
ポイント 侍女の才能を見抜いた有能な王子が、強引に部下にしてしまう
前世はバリバリのキャリアウーマンだった侯爵令嬢アンジェリカ。生まれ変わっても働きたいのに、親からは許されない。身分と美貌を隠して王宮で侍女を務めていたところ、有能で美しい第一王子ルークに才能を見抜かれ、強引に部下にされてしまう。恋愛は面倒、仕事のほうが大事と思っていたのに、理想の上司である彼に頼られるうちに、恋を意識し始めて!?
基本情報
| 著者 | 火崎勇 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/04/30 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 語学の才能を生かして外交の場で活躍するヒロインと、性別より能力を重んじる王子の、テンポのいい掛け合いが気持ちいいという声が多くありました。
- 働く女性の姿に説得力があり、お仕事ドラマとしても楽しめると評判です。
- 想いが通じ合ったところで終わってしまい、その後の二人が読みたかったという声がありました。後半は駆け足です。
- 題名の「溺愛秘書」とは内容が少し違う、恋愛面のときめきは控えめという意見もあります。
心に傷を抱えた、不器用な王子様
『縁結び令嬢』がモテ王子の婚活を手伝ったら、なぜか口説かれているのですが!? (ナツ)
ポイント 女性が苦手なモテ王子の婚活を手伝ううち、切ない両片思いに
ある呪いのせいで、特定の男性の心の声が聞こえてしまう伯爵令嬢ノエル。その力で恋の橋渡しをするうちに、『縁結び令嬢』として有名になっていた。そんな彼女が、美形でモテる第二王子リュカの婚活を手伝うことに。実は女性が苦手だという彼と本音で話すうちに、ノエルはその誠実な優しさに惹かれてしまう。無二の友になれただけで充分――そう諦めようとしたのに……。
基本情報
| 著者 | ナツ |
|---|---|
| 発売日 | 2023/05/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 89 |
口コミ
- ユニークな設定からコメディを想像していたら、切ない両片思いの物語で嬉しい想定外だったという声が多くありました。
- 心の声が筒抜けなのに友人関係を築いていく二人のやりとりが面白く、意地悪な登場人物もいないので、幸せな気持ちで読み終えられると評判です。家族仲の良さも好評です。
- 官能的な場面は最後のほうに少しだけなので、TLらしさを求める人には物足りないという声がありました。
- 両思いになるのが後半で、すれ違いにやきもきしたという意見もあります。
死ぬほど結婚嫌がってた殿下が初夜で愛に目覚めたようです (栢野すばる)
ポイント 心中を迫ってきた「悲劇の王子様」が、なぜか妙に懐いてくる
父の借金を肩代わりしてもらうため、前王の遺児アレクセイと結婚した没落令嬢のルリーシェ。家族を殺された心の傷を抱え、復讐相手を殺して回っていると噂される「悲劇の王子様」との初夜、彼女は突然心中を迫られる。殺されてたまるかと必死に反撃した翌日、なぜかアレクセイは妙に懐いてきて……。栢野すばるの作品です。
基本情報
| 著者 | 栢野すばる |
|---|---|
| 発売日 | 2022/11/01 |
| ページ数 | 332ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- たくましく現実的なヒロインと、どこかずれた美貌の王子のかみ合わない会話が楽しく、読後感が良いという声がとても多くありました。
- 悲惨な過去を持つ王子がヒロインに救われていく過程が丁寧で、悪夢の決着のつけ方に泣けたと評判です。美しい挿絵や、王子の養父母の大公夫妻も好評です。
- ラブコメを期待すると、ヒーローの過去が重く闇が深すぎて驚くという声がありました。
- ヒーローのサイコパスぶりが怖くて読み進められなかったという意見もあります。
結婚願望強めの王子様が私を離してくれません (栢野すばる)
ポイント 罠にかけるはずの王子に救われ、家族を求める彼に寄り添う
妾の子として冷遇されてきた公爵令嬢アンジュに、第二王子ルイとの結婚が命じられる。それは王太子より優秀で人望のあるルイの力を削ぐための企みで、アンジュは初夜に彼の目の前で命を絶つよう言い含められていた。ところが罠にかけるはずのルイ自身に救われ、子どもが欲しいと迫られる日々が始まって……。家族を求める壊れた王子と肝の据わった令嬢の、一筋縄ではいかない溺愛物語です。
基本情報
| 著者 | 栢野すばる |
|---|---|
| 発売日 | 2023/11/04 |
| ページ数 | 336ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 家族を失って幻覚に苦しむヒーローを、よく食べよく眠って元気を取り戻したヒロインが明るい場所へ引っ張り出していく展開が痛快だと好評です。出産の最中まで食事を気にするたくましさに笑ったという声も多くありました。
- 穏やかな笑顔のまま敵を容赦なく片づけるヒーローの病み方の描き方がうまいと評判で、シリアスの中にコメディもあり最後は勧善懲悪で読後感が良いという声がありました。
- 番外編で幸せそうな家族の姿が見られるのが良かった、イラストが美しいという意見もあります。
- 軽めのタイトルから想像するより重い話で驚いた、物騒な場面が多く好みが分かれそうだという声がありました。
- ヒーローの家族の馬車事故の真相が描かれないまま気になった、冒頭の誤植で読む気をそがれたという意見もあります。
寂しがり王子様は私にだけ甘えたいらしい (月神サキ)
ポイント 人を信じられず疲れきった王子が、お菓子と紅茶で心を開いていく
女好きで知られるジュリアン王子の婚約者候補に選ばれた、貧乏伯爵家の長女プリムローズ。報奨金目当てで半年だけ王宮に上がった彼女が実際に会ってみると、王子は噂とは違い、人を信じられずに疲れきっていた。弟妹の世話で慣れた気配りで手作りのお菓子と紅茶を差し出すうち、王子はまるで子犬のように懐いてきて……。寂しがりな王子のまっすぐな執着を描く、甘い王宮ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 月神サキ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/09/01 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 信じた人に裏切られ続けてきた王子が、何も求めずに気遣ってくれるヒロインにだけ心を開き、とことん甘えるようになる過程がわかりやすく描かれていると好評です。
- 長女気質で面倒見のよいヒロインと甘えたい王子の相性がぴったりで、終始仲が良く安心して読めるという声が多くありました。テンポが良く読みやすい文章も評判です。
- 終盤の侍女による毒の事件が唐突でご都合主義に感じた、解決があっさりしすぎていて後半が物足りないという声が多くありました。
- 王子の嫉妬深さや年下のような口調が子どもっぽく、執着ぶりについていけなかったという意見もあります。
男装騎士は王太子のお気に入り (吉桜美貴)
ポイント 表では冷徹な王太子が、男装の護衛への想いにひそかに戸惑う
王太子の護衛騎士として、病に倒れた双子の兄になりすまし、昼も夜もそばに仕える任務に就いたアリーセ。正体は隠し通せているはずなのに、ふとした瞬間に距離を詰めてくる王太子ジークハルトに、胸の高鳴りを抑えられない。一方のジークハルトも、男だと思っている護衛にわき上がる妙な感情に戸惑っていて……。危険と隣り合わせの二人きりの特命任務を描く、男装ヒロインのラブコメディです。文庫書き下ろしの番外編も収録されています。
基本情報
| 著者 | 吉桜美貴 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/04/01 |
| ページ数 | 377ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 表では冷徹な王太子が、心の中では男装のヒロインの可愛さに悶えて葛藤する様子が笑えると好評です。両想いになってからの溺愛ぶりとのギャップが楽しいという声が多くありました。
- ヒロインが見せかけではなく本当に戦える騎士で、反乱分子のもとへ向かう道中の戦闘シーンに読み応えがあったと評判です。前半は戦記もののような緊張感があるという意見もあります。
- 番外編のオチに笑ったという声が多くありました。意地悪な恋敵によるすれ違いがなく、気持ちよく読めるという意見もあります。
- 騎士としての見せ場が前半だけで、中盤以降は官能的な場面が長く、流し読みしてしまったという声がありました。
- イラストが表紙と人物紹介だけで本文に挿絵がないのが残念、この内容でこの価格は高いという意見もあります。
選ぶときのコツ
王子様ものは、王宮の陰謀や王位争いがどれくらい絡むかで読み味が変わります。
気楽に読みたい方は感想で「笑った」「ラブコメ」という声が多い作品を、読み応えを求める方は「伏線」「策略」がほめられている作品を選ぶのがおすすめです。
結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました (市尾彩佳)
ポイント 外堀を埋めて年上ヒロインを逃がさない、策士な年下王子の一途な執愛
持ち込まれる縁談がなぜか次々と立ち消えになり、すっかり嫁き遅れと呼ばれるようになった伯爵令嬢ジュディス。社交界でひっそりと過ごしていた彼女に、かつての遊び相手だった第三王子フレデリックが突然結婚を申し込む。どうして自分なのかわからないまま婚約は進み、力強く導いてくれる彼に惹かれていくジュディス。けれど、彼女の知らないところで積み重ねられてきた王子の長い長い独占欲が、少しずつ明らかになっていき……。策士な年下王子と生真面目な令嬢の、執着と恋の物語です。
基本情報
| 著者 | 市尾彩佳 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/09/01 |
| ページ数 | 318ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 周囲の人物のほとんどが王子の手のひらで踊らされていたとわかっていく展開が爽快で、二重三重に張りめぐらされた策略を楽しんだという声が多くありました。
- 腹黒い執着を描きながらも、明るいラブコメディとして軽快に読ませる筆致が好評です。ヒロインの前でだけ見せる可愛らしい顔や、最後に第三者の口から明かされる王子の本心に震えたという感想も目立ちます。
- 挿絵がきれいで、番外編まで楽しめたという声もありました。
- 王子の策略のせいでヒロインが長くつらい思いをしたことや、忠告を聞かず友人を信じ続けるヒロインの頑なさにもやもやしたという意見があります。
- 説明や解説のような場面が多い、レーベルに期待するほどの歪みはなかったという声もありました。
婚約破棄したい悪役令嬢ですがヤンデレ王太子に執愛されてます 甘すぎR展開なんて聞いてませんっ!! (百門一新)
ポイント 破滅を回避したい悪役令嬢と、彼女を逃がさないヤンデレ王太子の甘い攻防
婚約者の王太子クラウディオが、別の令嬢と密会しているところを目にしてしまった公爵令嬢シャルロット。その衝撃で、ここが前世で遊んだ恋愛ゲームの世界で、自分は悪役令嬢なのだと思い出す。同じ結末を迎える前にと自ら婚約の解消を申し出るが、冷たかったはずの彼に情熱的に引き止められ、胸が甘く高鳴ってしまう。それでも、自分は彼の運命の相手ではないと思い悩み……。言葉足らずの王太子とのすれ違いを描く、悪役令嬢転生ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 百門一新 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/12/15 |
| ページ数 | 321ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 76 |
口コミ
- 好きでたまらないのにそれを伝えられない不器用な王太子が、離れようとするヒロインを必死に追いかける姿にぐっときたという声がありました。
- 文章が上手でテンポが良く、王道の展開を楽しめたと評判です。挿絵がきれいだという声も多く見られます。
- 題名ほどヤンデレや悪役令嬢の要素はなく、口下手なだけのヒーローだったので、それを目当てにすると物足りないという意見が多くありました。
- 誤解を解かないまま強引に関係を進めるヒーローに苛立った、当て馬の令嬢の扱いや警備の甘さなどご都合主義が気になるという声もあります。
腹黒王太子は政略結婚の幼な妻に愛を乞う (春日部こみと)
ポイント 政略結婚から始まる、腹黒王太子と幼妻のすれ違い純愛ロマンス
大国の皇女として、ルドニア国の王太子メルクリウスのもとへ嫁いで五年。アウローラは思いがけない事故で、嫁いでからの記憶を失ってしまう。夫だという王太子は優しく寄り添い、惜しみなく愛情を注いでくれる。けれど、この結婚が自分のわがままから始まった政略結婚だと知ったアウローラは……。そこへ父である皇帝が訪れ、国を巻き込んだ駆け引きが始まります。「人嫌い公爵」のスピンオフ作品です。
基本情報
| 著者 | 春日部こみと |
|---|---|
| 発売日 | 2023/08/18 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 腹黒で頭脳明晰な王太子が、妻に忘れられて焦る姿や、皇帝との策略の応酬がハラハラして面白いという声が多くありました。
- 前作ではわがままだった皇女が聡明な王太子妃に成長していると評判です。前作の二人が登場して活躍する点や、ヒーロー側の視点が多い点も好評です。
- 恋愛よりも政治的な駆け引きが中心で、甘い話を期待すると物足りないという意見がありました。
- 前作のヒロインと比べる描写や、当て馬の処遇の甘さにもやもやしたという声もあります。
あわせて読みたい
身分の違う二人の恋は身分差のTL小説特集、王族との愛のない結婚から始まる恋は政略結婚のTL小説特集にもまとめています。
