ミヤサトイツキさんは、ルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。
デビュー作は中華風ファンタジーの『白の九尾は月影の皇子に恋う』。
口コミでは、丁寧できれいな文章と、ゆっくり距離を縮めていく二人の描き方が評判です。
口コミから見える作風
ひとひねりあるファンタジー
カピバラ獣人の文官、正体を隠した九尾、和平のために勇者と結婚する魔王など、ユニークな設定の主人公が多いのが特徴です。
シリアスとほのぼのの間
国の陰謀や重い宿命を描きながら、感情が翼に出てしまう仕草や、お湯に浸かる獣の姿など、思わず笑顔になる場面が挟まれます。
脇役まで生き生き
主役の二人だけでなく、ライバルや脇役の過去や孤独まで印象に残るという声が多く見られます。
おすすめの作品
黒狼王子が辺境に押し掛けてきました (ミヤサトイツキ)
ポイント 小心者のカピバラ獣人と自信家の王子の掛け合いが楽しいラブコメ
辺境伯の末っ子で、カピバラ獣人の文官リュカ。父の勧めで、黒狼王子と呼ばれる年下の第七王子クライスとの縁談に臨む。自信家ながら知的で美しい王子に心がときめくものの、小心者のリュカは王族に嫁ぐ重責に耐えられず、縁談を断ってしまった。ところが故郷で収穫祭の準備に追われていると、身分を偽ったクライスが押しかけてきて……。年の差カップルの獣人ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | ミヤサトイツキ |
|---|---|
| 発売日 | 2023/06/01 |
| ページ数 | 269ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 荒ぶる小心者のカピバラと、悪気なく人を煽ってしまう合理的な自信家王子の掛け合いが面白いと評判です。カピバラ姿でお湯に浸かる場面が可愛いという声が多くありました。
- 領地の仕事に地道に向き合うリュカを応援したくなるという声がありました。カモバーガーさんのイラストや、攻め視点の書き下ろしも好評です。
- 両想いなのに迷い続ける受けにいらいらした、二人の甘い場面より領地の話が中心で物足りないという意見がありました。
- 幼なじみのアイザックの扱いが切なく、手放しで楽しめなかったという声もあります。
白の九尾は月影の皇子に恋う (ミヤサトイツキ)
ポイント 九尾と皇子の距離がゆっくり縮まる、中華風ファンタジー
運命から逃れるために故郷を飛び出した九尾の紫春は、薬で正体を隠し、人間の薬師として暮らしていた。ある日、居合わせた青年の料理に毒が盛られていると気づいて声をかけたところ、逆に疑われて捕らえられ、忌み嫌われる九尾の姿に戻ってしまう。ところが大国・楊華の第二皇子だという青年・李貴は、恐れるどころかその場で紫春に求婚してきて……。角川ルビー小説大賞読者賞受賞作家のデビュー作となる中華風ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | ミヤサトイツキ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/10/01 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 言葉は足りないのにまっすぐ紫春を口説き続ける李貴と、孤独を抱えながら懸命に生きる紫春が、ゆっくり距離を縮めていく過程が丁寧だと好評です。
- 紫春の許嫁である暗殺者・霹政の過去と孤独が印象的で、脇役までキャラクターが生き生きしているという声が多くありました。
- 厚めの本でも文章が読みやすく、サマミヤアカザさんのイラストも美しいと評判です。
- 肝心なことを言わない李貴のせいで、すれ違いが続くのがもどかしいという意見がありました。
- 子を宿せるという設定がありながらそこまで描かれなかったのが惜しいという声もあります。
とある魔王と勇者の政略結婚についての記録 (ミヤサトイツキ)
ポイント 前世からの約束が結ぶ、切なくて優しい勇者と魔王の物語
侵略を繰り返す人間たちに辟易していた魔王のもとに、ある日、謎の青年から手紙が届く。そこには、人間の国と魔国の和平のため、勇者と契約結婚をしようという提案が書かれていた。国の道具として扱われる魔王に拒む権利はなく、婚約は進んでいく。やがて現れた勇者は、あの手紙の青年ラインハルト。彼は「魔王暗殺を命じられてきたけど、やめる」と告げ、改めて求婚してきて……。前世からの約束が結ぶ、勇者と魔王の愛の物語です。
基本情報
| 著者 | ミヤサトイツキ |
|---|---|
| 発売日 | 2025/03/01 |
| ページ数 | 286ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 国を守る生贄として生きる魔王の過酷な設定と、それを包み込む勇者の一途な愛が切なくて良いと好評です。前世の記憶を持つ勇者と、自我を押し殺してきた魔王が気持ちを知っていく様子に心が震えたという声が多くありました。
- 感情が翼に出てしまう魔王の仕草が可愛いと評判です。シリアスな展開の合間のほのぼのした会話や、丁寧できれいな文章も好評でした。
- 二人があっという間に揺るぎない関係になるため、ときめきが感じにくいという声がありました。
- 呪いの原因にもやもやが残る、過去のエピソードの説明が足りずわかりにくいという意見もあります。
はじめての一冊は
笑って読みたいなら『黒狼王子が辺境に押し掛けてきました』、切ない物語なら『とある魔王と勇者の政略結婚についての記録』がおすすめです。
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読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
獣人ものは獣人BL特集にまとめています。
