背中を抱きたい
小料理屋で板前として働く環は、男性に惹かれる自分を隠して静かに暮らしている。月に一度の楽しみは、行きつけのサロンでお気に入りの美容師・英に髪を切ってもらうことだけ。恋は自分には一生縁のない、ガラス越しに眺める世界だと思っていた。ところが傘を借りたことをきっかけに言葉を交わすようになり、ある夜、つらい記憶がよみがえって店を早退した帰り道、偶然出会った英に突然キスされて……。口下手な美容師と臆病な板前の不器用な恋の物語です。
基本情報
| 著者 | 玄上八絹 |
|---|---|
| 発売日 | 2010/07/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 環の心情を丁寧に追う心理描写が心地よく、互いに好きなのに不器用な二人の両片想いが楽しめると好評です。
- 度を越した英の口下手ぶりが面白く、主人公と一緒に相手の言葉の意味を考えてしまうのが新鮮だという声がありました。鈴倉温さんのほんわかしたイラストも合っていると評判です。
悪い点
- 抽象的な表現が多くて出だしが読みにくい、英の言葉が足りなすぎて行動が唐突に感じるという声が多くありました。
- 鏡にまつわる設定がよくわからない、当て馬の新倉が気の毒という意見もあります。
