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初恋の爪痕

初恋の爪痕

ずっと昔、たった一度の出会いで互いに淡い想いを抱いたユリアネとゲルハルト。ところが侯爵位を継いだゲルハルトは、目の前のユリアネがあの日の相手だとは気づかないまま、ある因縁から彼女を憎むようになっていました。突然さらわれ、城に閉じ込められたユリアネは、それでも彼を慕う気持ちを捨てられず、つらい仕打ちに耐え続けます。どれほど傷つけても清らかさを失わない彼女に、頑なだったゲルハルトの心は少しずつ揺らぎはじめ……。すれ違う二人の愛憎を描くソーニャ文庫のロマンスです。

基本情報

著者藤波ちなこ
発売日2014/11/01
ページ数300ページ
評価 4.4
スコア86

口コミ

良い点
  • どんな目に遭っても心を歪めず、優しさを失わないユリアネの健気さに何度も泣かされたという声が多くありました。緻密で美しい文章と心理描写が高く評価されています。
  • 誤解から冷酷にふるまうゲルハルトが、真実を知って打ちひしがれる姿が胸に迫ると評判です。鷹の刺繍のチーフに気づく場面など、小物を使った演出が泣けるという声もありました。
  • 恨みから一転するどんでん返しのある、しっかりした物語で一気に読んだという感想が目立ちます。ソーニャ文庫の中でいちばん好きという人も少なくありません。
悪い点
  • ヒーローの仕打ちがあまりに酷く、結局は父親と同じではないかと納得できなかったという声が多くありました。
  • 二人が結ばれてからの穏やかな場面が短く、もっと甘さが欲しかったという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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