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今夜だけ、瞳を閉じて

今夜だけ、瞳を閉じて

アパレル商社の副社長・久遠千咲には、ずっと胸に秘めてきた想いがある。相手は、長年のライバル企業・真山の副社長で幼なじみの宏隆。親同士の確執から距離を置くしかなかった二人は、会えば軽口を叩き合う微妙な関係のまま大人になった。やがて会社の生き残りをかけた企業合併と、望まない政略結婚が千咲に迫る。出張先のベネチアで過ごした、たった一夜の奇跡。夜が明ければ元の場所へ戻る二人の、切なくて甘くて苦い、現代版ロミオとジュリエット。

基本情報

著者白石さよ
発売日2025/08/22
ページ数270ページ
評価 4.5
スコア88

口コミ

良い点
  • 恋愛だけでなく、ファッション業界での仕事の厳しさや緊張感までしっかり描かれていて、ほかのTL作品とは違う厚みがあります。男性社会の中で奮闘するヒロインの姿にも、思わず感情移入しました。
  • 想いを押し殺して会社のために決断しようとするヒロインが切なく、ベネチアでの一夜は胸が締めつけられるほど美しい場面でした。心理描写が繊細で、大人の恋のもどかしさをじっくり味わえます。
  • 最後の最後に助けに来るヒーローが格好よく、自然体の告白の場面は何度でも読み返したくなりました。ヒーローを支える部下の捨て身の行動も見どころです。
悪い点
  • ヒロインの父親の判断ミスや頑固さにストレスがたまり、ヒーローの助けが入るまでずっとヤキモキさせられました。脇役の行動の理由が見えにくい場面もあります。
  • 二人が結ばれてからのいちゃいちゃは終盤に少しだけで、結末もやや駆け足に感じました。もっと二人の甘い時間を読みたかったです。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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