北山すずなのTL小説おすすめ|伏線が生きるしっとりヒストリカル・ロマンス

北山すずなさんは、ガブリエラブックス・ガブリエラ文庫やヴァニラ文庫で作品を発表しているTL作家です。

口コミでは、何気ない会話や設定が伏線として生きてくる構成と、満足感のある読後感がよく評判になっています。

もくじ

口コミから見える作風

丁寧に編まれた物語

散りばめられた秘密が一つずつ解き明かされ、最後にきちんと答えが用意されている作品が多いです。

古いイギリス小説のようだ、という感想も見られます。

品のあるヒーローと聡明なヒロイン

尊大に見えて不器用な侯爵や、「僕」と話す品の良い貴族など、ヒーローのギャップが好評です。

苦境でも気品を失わない前向きなヒロインなので、ストレスなく読めるという声があります。

おすすめの作品

押しつけの婚約者に婚約破棄されたら美貌の公爵様に電撃求婚されました (北山すずな)

ポイント 亡き母のノートが結ぶ再会愛。泣いたという声が多数

継母が決めた婚約者に浮気の濡れ衣を着せられ、婚約を破棄されたヴィヴィアン。どうでもいいと言い返しもしない彼女の前に、異国から戻った若き公爵シルヴェストルが現れる。誰もがうらやむ彼になぜか熱心に求められ、あっという間に結婚することになって困惑するヴィヴィアン。惹かれながらも、彼がここまでしてくれる理由がわからず……。幼い日の約束が結ぶ再会愛です。

基本情報

著者北山すずな
発売日2022/03/30
ページ数287ページ
評価 4.0
スコア80

口コミ

良い点
  • 亡き母がヴィヴィアンに遺したノートが、異国で苦難を生き抜いたシルヴェストルを支えていたという設定が切なく、思わず泣いたという声が多くありました。
  • 継母に虐げられてきたヴィヴィアンを颯爽と救い出し、全力で幸せにしようとするシルヴェストルの一途さが好評です。伏線がしっかりしていて読後感が良いと評判です。
悪い点
  • 後半は甘い場面が増えて物語が雑に処理され、失速したと感じたという意見がありました。
  • 継母への処罰が甘い、ヒロインの心の声の口調が気になったという声もあります。

美形は苦手なのですがイケメン貴族に溺愛されました (北山すずな)

ポイント 仮面の「カラス男爵」が彩る、余韻のあるヒストリカル

過去のある出来事から、美形の男性が苦手になってしまったアイリーン。知り合った貴族の青年エドガーの聡明さには好意を抱くものの、その美しい顔を直視できません。彼女に恋するエドガーは、仮面をつけた「カラス男爵」に扮して近づきますが……。二人の男性を傷つけていると悩むアイリーンと、正体を明かせず苦しむエドガー。すれ違う二人は思いがけず旅先で再会します。仮面が彩るヒストリカル・ロマンスです。

基本情報

著者北山すずな
発売日2017/08/01
ページ数287ページ
評価 4.0
スコア80

口コミ

良い点
  • まるで百年前のイギリス小説のように物語が巧みに編まれていて、満足感のある余韻に浸れたという声がありました。
  • 三人称でヒーロー目線が多く、品の良いヒーローの「僕」という一人称や、ときどき強気に出るギャップが良いと好評です。会話のテンポも心地よいと評判です。
  • 脇役は良い人ばかりでストレスなく、幸せなラブストーリーが読みたいときにおすすめだという声もあります。
悪い点
  • 仮面をかぶっただけで別人と思い込んで悩む展開には説得力が欠ける、誤植が少しあったという意見もあります。

冷徹侯爵の不器用な求愛 (北山すずな)

ポイント 墓地で拾った犬が結ぶ縁。会話が伏線として生きる構成が見事

冤罪で爵位を奪われ、失意のうちに亡くなった父。その死から立ち直れず、半年も墓に通い続けていた元伯爵令嬢コーネリアスは、ある日墓地で怪我をした犬を拾います。ところが現れたのは、その犬の飼い主だという尊大な侯爵ヴィクトル。思いがけない縁から侯爵家に滞在することになった彼女は、冷たく見える彼の意外な一面に触れていき……。一匹の犬が結ぶ、しっとりとしたヒストリカル・ロマンスです。

基本情報

著者北山すずな
発売日2019/02/01
ページ数287ページ
評価 3.9
スコア78

口コミ

良い点
  • 無駄のない設定と自然な流れで読みやすく、何気ない会話が伏線として生きてくる構成が見事だという声がありました。
  • 貧しくとも気品を失わないヒロインに、尊大に見えたヒーローが惹かれて溺愛へと変わっていく様子が良いと評判です。ヒーローと母親の確執をほどこうとするヒロインの姿も好評です。
  • 二人のキューピッドとなった犬や、ヒロインを見守る隣人の花売りのご婦人が魅力的だという感想が多くありました。
悪い点
  • 黒幕が消去法ですぐわかってしまう、ヒーローに冷徹さがあまり感じられないという意見があります。ヒロインが軽率に思える場面があったという声もありました。

はじめての一冊は

まずは口コミの多い『押しつけの婚約者に婚約破棄されたら美貌の公爵様に電撃求婚されました』からどうぞ。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

婚約破棄から始まる物語は婚約破棄もの特集にもまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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