神楽日夏さんは、プラチナ文庫やガッシュ文庫、リンクスロマンスで作品を発表しているBL作家です。
暮らしや仕事の描写が丁寧で、口コミでは、日常の場面に癒やされる、仕事に打ち込む主人公に好感が持てる、という声が多く見られます。
口コミから見える作風
丁寧に描かれる日常と仕事
江ノ島の路地裏の暮らしや猫の親子との触れ合い、ファッション業界の撮影現場など、舞台の描写が細やかです。
ものづくりに向き合う主人公が少しずつ輝いていく姿が好評です。
ひとひねりある設定のファンタジー
くちづけで姿が変わる一族や、身の内に獣を宿す男など、独特の設定のファンタジーも書いています。
設定そのものが面白いという声が多くあります。
恋愛は穏やかに
恋愛の展開は穏やかで、物足りないという声もあります。
大きな事件より、二人の距離がゆっくり縮まっていく過程を味わう作品が中心です。
おすすめの作品
ここにいようよ (神楽日夏)
ポイント 江ノ島のたい焼き店と猫の一家。ほっこり癒やされると評判
江ノ島の路地裏で祖父のたい焼き店を継ごうと腕を磨く日和。その家の裏に越してきたのは、離婚をきっかけに自分を見つめ直そうとしているカメラマンの陸だった。住み着いた猫の一家を一緒に可愛がるうち、二人は少しずつ距離を縮めていく。それぞれに焦りや寂しさを抱えた二人が、互いの存在に支えられて自分の道を見つけていく……。江ノ島の穏やかな日常を舞台にしたほのぼのとした恋物語です。
基本情報
| 著者 | 神楽日夏 |
|---|---|
| 発売日 | 2011/12/01 |
| ページ数 | 233ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 大きな事件は起こらないものの、江ノ島の静かな路地の暮らしや猫の親子との触れ合いが丁寧に描かれ、ほっこりと癒やされるという声が多くありました。
- 見た目は可愛いのに職人気質でぶれずにたい焼き屋を目指す日和が男前だと好評です。焼き上がるたい焼きがおいしそうで、読むと食べたくなるという感想も目立ちます。
- 友人の家族の話や元妻と別れたいきさつなど、身近にありそうな悩みが重すぎずに描かれていて、気持ちが寄り添えたと評判です。
- 起伏がほとんどなく物足りない、年上の陸が日和に惹かれる強い動機が見えにくいという意見もあります。
くちづけで世界は変わる (神楽日夏)
ポイント くちづけで姿が変わる一族の、二つの恋がつながるファンタジー
運命の相手とのくちづけで姿が変わるという、神秘の一族ルルフォイ。銀の髪と紫の瞳に変容する彼らは、貴族の男性に望まれて伴侶となるのが常でした。けれど伯爵家の末っ子リュリは、生まれたときから男性の体。伴侶には恵まれないと諦めていた彼に、親友だと信じていた公爵家の嫡男カイルが突然求婚して……。叔父キラルと将軍ガデスの恋を描くもう一編と合わせ、つながり合う二つの物語を収録したファンタジーBLです。
基本情報
| 著者 | 神楽日夏 |
|---|---|
| 発売日 | 2010/09/01 |
| ページ数 | 241ページ |
| 評価 | 3.4 |
| スコア | 78 |
口コミ
- くちづけで世界が変わる一族という設定が独特で面白いという声が多くありました。突っ込みどころがあっても、この設定だから楽しめると評判です。
- 二組のカップルの物語がリンクしていて、どちらも甘くラブラブなのが好評です。表題作より、もう一組の恋のほうが好きという意見もあります。
- 甘い展開が予想どおりに進み、あっさりしていて物足りないという声がありました。
- 挿絵の雰囲気が、本文で描かれる人物像(凛とした受けや武人の攻め)と合っていないという意見もあります。
ドレスダウン (神楽日夏)
ポイント 新進デザイナーに見いだされたモデルの、ファッション業界のお仕事もの
将来の目標を決められないまま、雑誌のモデルを続けている暁。ぱっとしない日々を送っていた彼は、ある日、注目の新進デザイナー・加賀谷に見いだされ、彼のブランドのイメージモデルに抜擢されます。華やかな現場で仲間と一緒にものを作るうち、暁は自分の意見を持ち、少しずつ輝きはじめて……。ファッション業界を舞台にしたお仕事ラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 神楽日夏 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/03/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 華やかなファッション業界の空気と、仲間と一緒にものを作り上げていく雰囲気が楽しかったという声が多くありました。モデルとして前向きに輝いていく暁の成長が好評です。
- 暁のまっすぐな性格に好感が持てる、登場人物みんなが魅力的という意見があります。表紙のイラストに惹かれて手に取り、面白かったという声もありました。
- 仕事の話が中心で恋愛は終盤だけ、くっつき方もわりと普通だったという声があります。終盤の攻めの描き方が物足りないという意見もありました。
はじめての一冊は
ほっこりしたいなら『ここにいようよ』、独特の設定を楽しみたいなら『くちづけで世界は変わる』からどうぞ。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
仕事に打ち込む人たちの恋はお仕事BL小説おすすめにまとめています。
