復讐者は愛に堕ちる
無実の罪で一族を粛清された辺境伯の息子アーレスト。屈辱の年月を耐えてきた彼は、国にとって最も大切な「祝福の儀式」を担う聖女を奪い、殺すことで復讐を果たそうと企てる。しかし、生まれたときから聖女として育てられ、過酷な役目にただ従おうとするセーラのけなげさに、その決意は揺らいでいく。儀式の意味を忘れて彼女を嘲る人々への怒りも募るなか、二人の旅は思わぬ結末へと向かって……。復讐と愛の相克を描く重厚なロマンスです。
基本情報
| 著者 | 榎木ユウ |
|---|---|
| 発売日 | 2020/05/01 |
| ページ数 | 316ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 全体に暗く重い雰囲気が重厚感を生み、ドラマチックで叙情的な文章が良かったという声がありました。終盤に明かされる真相や結末のつけ方がうまいと評判です。
- 復讐心を抱えながらも礼儀正しく聖女を守るヒーローと、洗脳に近い教えのなかで少しずつ感情を取り戻していくヒロインが、互いに惹かれていく過程が丁寧だと好評です。
悪い点
- 聖女を蔑む周囲の人々や前の聖女の境遇があまりに理不尽で、読んでいてつらかった、内容が重すぎるという声が多くありました。
- ヒーローの従者の正体がわかりにくい、設定をもう少し掘り下げてほしかった、脱字や不自然な文があるという意見もあります。
