モーニングワーク
遺品整理の会社で黙々と働く杉嶋静秋は、恋人にも家族にも裏切られた過去を抱え、誰にも心を開かずに暮らしてきた。そんな彼が仕事でバディを組むことになったのは、社長の甥で、明るく軽い調子の久野輝之。依頼人の言葉どおり淡々と片づける静秋と、思い出の品をつい残してしまう久野は、現場で何度もぶつかり合う。正反対の二人が亡き人の遺したものと向き合ううちに……。題名の「モーニングワーク」は喪の作業のこと。傷を抱えた男たちのやり直しを描く物語です。
基本情報
| 著者 | 寺崎昴 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/10/31 |
| ページ数 | 256ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 遺品整理という仕事の描写が興味深く、死者と残された人のどちらに寄り添うのかを考えさせられたという声が多くありました。文章が読みやすく、すらすら読めると評判です。
- 本編のあとに収められた別の人物の視点による短編が好評です。本編を補い、気になっていた部分が回収されるうえ、読んだあとに本編を読み返したくなったという感想もあります。
- 現場で意見をぶつけ合いながら、互いに影響し合って変わっていく静秋と久野の関係が良かったという声がありました。イラストがきれいだという感想もあります。
悪い点
- 静秋の元恋人の身勝手さが際立ち、後味が良くないと感じたという意見があります。
- 久野の軽さや社長の詮索好きが気になった、主人公の振る舞いに共感できなかったという声もありました。
