将校は高嶺の華を抱く
国を守るはずの将校たちが、政権転覆のクーデターを企てている──軍部の暴走を阻止せよという極秘任務を命じられた陸軍少尉の高城勇士。危険な潜入捜査の相棒として引き合わされたのは、華族出身で文武に秀でた高嶺の花、綾瀬基己中佐だった。それは五年前からずっと想い続けてきた初恋の人で……。昭和初期を思わせる架空の国を舞台に、使命と恋に揺れる若き将校たちを描く軍人ものです。
基本情報
| 著者 | 北ミチノ |
|---|---|
| 発売日 | 2023/10/27 |
| ページ数 | 352ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 81 |
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口コミ
良い点
- 生真面目で一途な高城が、奔放な上官・綾瀬に振り回されながらもまっすぐ想いを伝え続ける姿が好評です。「初めて好きになった人だから、諦め方が分からなかった」という台詞が良かったという声がありました。
- 昭和レトロな軍人ものの世界観が楽しく、捕らわれた綾瀬が大切な刀を高城に託す場面が胸を熱くしたと評判です。みずかねりょうさんの表紙と挿絵が美麗で、軍服の魅力に目覚めたという意見もあります。
- 前半は高城、後半は綾瀬の視点で描かれ、綾瀬が本気の恋を知って弱さを見せるようになる変化が良かったという声がありました。
悪い点
- クーデター阻止の本筋はよく練られているものの、引き込まれるほどではなかったという声がありました。
- 後半の綾瀬に軍人としての活躍が少ない、主役二人がさほど葛藤なく結ばれるので物足りないという意見もあります。
