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夜叉と羅刹

夜叉と羅刹

親に愛されずに育った鉄二は、自らを傷つけることでしか心の穴を埋められずにいた。やがてその衝動は他人へと向かい、危うい悦びへと変わっていく。そんな彼の前に現れたのが、木根商会の若き組長・杜若一鬼。冷徹な表の顔とは裏腹に、太陽のような笑顔で鉄二を包み込む杜若のそばにいたくて、鉄二は組に入り浸るようになり……。『虎と竜』に登場した鶴巻の過去を描く、痛みと狂気に満ちたスピンオフです。

基本情報

著者四ノ宮慶
発売日2016/05/01
ページ数313ページ
評価 3.5
スコア75

口コミ

良い点
  • 愛を知らず、与えられてもなお相手を求め続ける鉄二と、そのすべてを受け止める杜若の関係が濃く描かれていると評判です。攻めの懐の深さと文章の力で、苦手な題材でも最後まで読めてしまったという声が多くありました。
  • 『虎と竜』の鶴巻の若い頃を描くスピンオフで、未読でも問題なく読めたという意見があります。衝動を止めたいのに止められない主人公の痛々しい心情まで書き込まれており、本編のその後を描く終章が良かったという声もありました。
悪い点
  • 流血の描写が多く、理解しがたい展開と後味の重い結末で、はっきり読む人を選ぶ作品だという声が多くありました。
  • 最後の場面が怖く、もう少し違った終わり方がなかったのかという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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