キスは痛いくらいがちょうどいい
美大を二年留年し、借金を抱えて将来の見通しもない小菅純太。先輩の紹介で働きはじめたデザイン事務所には、誰とも口をきかず目も合わせない、美しい男・波古一貴、通称ハコイチがいた。返事がないと分かっていても、小菅はその隣で悩みや愚痴をこぼさずにいられない。ある夜、職場の外で偶然出会ったハコイチが、初めて言葉を返してくれて……。どうしようもない青年と寡黙な男の出会いを描く、作者のデビュー作です。
基本情報
| 著者 | 千地イチ |
|---|---|
| 発売日 | 2012/03/01 |
| ページ数 | 221ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 無口なのに皆の苦手な食べ物をそっと付箋に書いておくような優しさを持つハコイチが魅力的で、口を開いたときのピュアさに心をつかまれたという声が多くありました。
- デビュー作とは思えないほど文章が読みやすく、社長や取り立て役など脇役の個性も立っていると好評です。祖母の手紙の場面に涙したという感想も目立ちます。
- 体格のいいハコイチが受けという組み合わせが意外で、新鮮だったと評判です。
悪い点
- 主人公の小菅があまりにだめで反省も足りず、読後すっきりしなかったという意見が多くありました。
- 受けと攻めが表紙の印象と逆で戸惑った、という声もあります。
